2009年09月30日

ペットボトルの水を完全廃止! Scandicホテル

デンマーク・スウェーデンCSRレポートその1です。

昨日までコペンハーゲンで滞在したScandicホテルは、北欧からヨーロッパ中心に150ホテルを持つチェーン。
サステナビリティの取り組みは表彰も受けていて必ず名前が挙がります。
http://www.scandichotels.com/About-Us/

ホテルのマネージャから取り組みをお聞きしました。
私が感じた特徴は4つ。

■ Stay Smarter のブランドメッセージがいい!
■ 世界初!へのチャレンジが好き。社員のアイデア表彰あり。
■ 固い倹約ではなく、面白く、センスよく、押し付けず。
■ 統計で見える化。エコ&コスト削減を示す。

HPのサステナビリティコーナーは一見の価値あり。
様々な取り組みが画像・映像で面白く、分かりやすく説明されています。

トップメッセージはCSR担当役員とNGOナチュラルステップ代表の対話の映像。
http://www.scandic-campaign.com/betterworld/index.asp?languageid=en

北欧を代表する環境NGOナチュラルステップの影響力は大きいですね。
(日本支部 http://www.tnsij.org/


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2008年のトピックは水。

ペットボトルを全数廃止し、ガラスボトル詰め替え式に。
水道水がおいしいからできることですが、日本でも十分可能ですよね。

これにより、チェーン150ホテルで360万本の輸送を削減。
年間160トンのCO2削減です。


ここで北欧らしいのがデザインに工夫するところ。

@ボトルへリフィルする蛇口はビールサーバーと間違うほど
Aボトルデザインにはオリンピック水泳選手の手形を利用

写真は帰国後にアップしますが、、、斬新です。


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他にも様々な工夫が社員から出されて次々に実現されています。
説明してくれたマネージャの言葉です。

■ 最も重視しているのは「ぜいたく→Smart!」への価値観の転換
■ どんどん真似して欲しい。なぜなら、地球環境は自社のものではないから


こんなホテルで働く社員も嬉しいでしょうね!


ちなみに余談ですが、
コペンハーゲンは10/2オリンピック開催地決定の会議があり、
石原都知事が既に入っているようです。

オバマ大統領や鳩山首相も来るので、警備が厳しく、同じ場所で12月に開催予定のCOP15会場視察はできませんでした。。。(鷹野)


↓かなりこじつけ第2弾。
GiveOneの水関連プロジェクトをご紹介します。
台風被害のフィリピンに緊急援助をお願いします!!
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フィリピン台風16号被害に対する緊急支援プロジェクト
 (アムダ(AMDA))


スーダン「水と衛生改善事業」
 (ケア・インターナショナル ジャパン)


水・緑・人で国際協力 マンスリー・サポーター
 (地球の友と歩む会(LIFE))


アサザプロジェクト
 (アサザ基金)



オンライン寄付サイト Give One


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2009年09月28日

デンマーク・スウェーデンCSRスタディツアー

ギブワンガイドの鷹野です。
昨日からデンマークの首都コペンハーゲンに来ています。

デンマークといえば、童話のアンデルセンが有名ですが、環境先進国・幸福度ランキング1位の国としても有名ですね。

今回参加しているのは、
北欧の企業・自治体・大学などを視察するCSRスタディツアー。
9/27-10/4の8日間で、コペンハーゲン、ストックホルムをまわります。
http://reborn-japan.com/overseas/1686
(旅行会社はエコツアー専門のリボーン社)


参加目的は、
■ 市民が主役の「市民社会」を体感すること

本業の創コンサルティングで CSRコンサルティング/研修を提供していますが、一人ひとりの市民意識が大事で、これをどう高めていくかが大きな課題だからです。

実は、GiveOne(ギブワン)で目指している「だれもが所得の1%を寄付する社会」も、同じことを言っています。市民一人ひとりのわずかな社会参画が世の中を大きく変えていく。

こんな社会の実現へ向けたヒントを得たいと思っています。
 
 ****

ツアーには素晴らしいコーディネータが同行してくださいます。

■レーナ・リンダルさん
持続可能なスウェーデン協会 日本代表のレーナさん。
笑顔が素敵なとってもチャーミングな女性です。

スウェーデンの環境・CSR関連の調査・視察・ツアー・セミナーなど、日本との架け橋になって活躍されています。
http://www.netjoy.ne.jp/~lena/profile+ecoseikatsu.html

■ニールセン北村朋子さん

在デンマーク8年のジャーナリスト。
エネルギッシュで頼りがいのある素敵な女性です。

環境・代替エネルギー、ライフスタイル(スローライフ、LOHAS)、食、子育て、教育事情(森の幼稚園など)、スポーツなどがご専門です。
http://mediasabor.jp/profiles/2008/09/post_48.html


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昨日は初日で顔合わせのディナーのみ。
コペンハーゲン市内のオーガニックレストラン「BioMio」へ。
NYタイムズのレビューにも載ってる注目店です。
http://travel.nytimes.com/2009/07/05/travel/05bites.html

にんじんのスープが美味しかった!!
(写真を撮ったのにケーブルを忘れてアップできず・・・)

では、明日からの視察レポートをお楽しみに。(鷹野)


↓かなりこじつけですが、
GiveOneのオーガニック関連プロジェクトをご紹介。
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いのち×ローカルな農業プロジェクト
  (国際青年環境NGO A SEED JAPAN)

ウガンダ有機果樹植林プロジェクト
バングラデシュ有機農業推進プロジェクト
  (ハンガー・フリー・ワールド)

スンバ島の農業再生プロジェクト
  (地球の友と歩む会(LIFE))

カンボジアにおける生態系に配慮した農業による生計改善
  (日本国際ボランティアセンター(JVC))



オンライン寄付サイト Give One

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2009年09月25日

セミナー「水域と人々の暮らし〜メコン河開発と日本」(メコン・ウォッチ)

昨日、ギブワン参加団体の(特活)メコン・ウォッチ
お邪魔して、お話を伺ってきました。

メコン・ウォッチは、メコン川流域国に対する政府開発援助
(ODA)が地の生活を破壊する方向に向かわないように調査や
政府への働きかけをするために、1993年にNGO間のネットワーク
として設立されました。日本ではまだまだ数少ない政策提言型の
NPOです。

今回は、特にラオスで環境問題の現状を紹介するテレビ番組作り
を支援するプロジェクト
のお話を伺いました。実際に番組のひとつ
を拝見しましたが、各地域の地場産業や名産品を紹介しつつ、
開発による自然環境の変化で窮地に立たされている現状などが
分かりやすく紹介されていました。これらの番組は、メコン・ウォッチ
の支援を受けつつ、現地のテレビ局や制作スタッフが独自に
作成したもので、番組はラオス国内で実際に放映され、様々な
反響があるそうです。

mekongwatch01.jpg
(番組を紹介するメコン・ウォッチの木口事務局長)



日本のODAはラオスをはじめ多くの東南アジア諸国でのインフラ
整備に大きな貢献をしてきた一方で、そういったプロジェクトは
どうしても周辺住民の生活に影響を与えてしまいます(これはODAの
プロジェクトに限らずで、例えば日本国内のダム建設でも
そうですよね)。第三者的な立場から、現地の社会や文化に精通
した専門家による発言を続けてきたメコン・ウォッチの活動は、
日本がこれらの国々の人々とより良い関係を作っていくためにも
とても重要なものだと、今回のお話を伺って改めて感じました。


ところで、
メコン・ウォッチでは、「人々の生物多様性」と題する連続セミナー
を開催していて、その第2回「水域と人々の暮らし〜メコン河開発と
日本」が10月15日に開催されます。

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【ご案内】連続セミナー「人々の生物多様性」第2回
 水域と人々の暮らし〜メコン河開発と日本
 2009年10月15日14:00〜16:30@環境パートナーシップオフィス(EPO)
http://www.gef.or.jp/activity/forest/biodiv/seminar2009_2.html
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メコン河流域の生き物の豊かさは、人々の生活の豊かさにも
つながっています。第2回では、メコン・ウォッチの木口
由香から、多様な河川利用を紹介しつつ、メコン流域の自然
環境とそれに依存する人の生活、メコン河開発に伴い最近
おきているその変化についてご紹介するとともに、リバー
リバイバル研究所の新村安雄さんより、日本の原風景、また
多くの希少生物の生物場所として注目を集めている水田生態系
とメコン河についてお話を頂きます。また、レスポンスアビリティ
の足立直樹さんがコメンテーターとして参加します。

■日時
 2009年10月15日(木) 14:00〜16:30
■場所
 環境パートナーシップオフィス(EPO)
 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
 http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
■参加費
 1,000円(主催団体の会員およびサポーター、協力団体のスタッフ
および会員は無料)
 事前登録必要

■プログラム(予定、敬称略)
・「メコン河と人々の暮らし〜メコン河開発がもたらすもの」
  木口由香(メコン・ウォッチ)
・「生物の多様性にとって必要な環境条件とは?
   〜メコン河から見える日本の田んぼ」
  新村安雄 (リバーリバイバル研究所)

★コメンテーター:足立直樹さん(レスポンスアビリティ代表取締役)

■お申し込み
○申し込みフォームから(推奨)。
 http://www.gef.or.jp/form/index.htm

○または、下記ご記入の上、地球・人間環境フォーラムまで、
E-mail(event@gef.or.jp)または ファックス(03-3813-9737)で
ご送付ください。
 ・ご氏名
 ・ご所属(会社名など)
 ・部署:
 ・Tel:
 ・Fax:
 ・E-mail:
 ・希望する回:(例:第3回 等)

■主催:国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、
メコン・ウォッチ

■協力:IUCN日本委員会、WWFジャパン アース・ビジョン組織委員会、
アジア太平洋資料センター(PARC)、「環境・持続社会」研究センター
(JACSES)、環境を考える経済人の会21(B-LIFE21) 、
コンサベーション・インターナショナル、サテナビリティ・
コミュニケーション・ネットワーク(NSC) 、サステナビリティ日本
フォーラム 、市民外交センター、生物多様性条約(CBD)
市民ネットワーク、日本環境ジャーナリストの会(JFEJ) 、
日本国際ボランティアセンター、日本消費者連盟、
日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS) 、
フェアウッド・パートナーズ、ラムサール・ネットワーク日本

■問い合わせ先
・地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼(いいぬま))
 TEL.03-3813-9735 FAX.03-3813-9737
 E-mail: event@gef.or.jp

・国際環境NGO FoE Japan/メコン・ウォッチ
(担当:満田(みつた))
 TEL: 03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219

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ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

(柴沼晃)


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posted by Shibanuma at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 各団体・プロジェクトの紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

世界の子どもに読書の喜びを!

みにくいアヒルの子.png個人的な話ですが、以前アメリカに住んでいた時、通っていたカレッジにベトナム移民の友人がいました。

ある日のこと、彼女が私に

「すごく素敵なお話に出会ったの。ぜひ読んでみて」

と言って、一冊の本を手渡してきました。
それはアンデルセンの童話『みにくいアヒルの子』でした。

「あ〜、このお話なら知ってる。有名なお話だもの。」

と答えた私に、

「日本語でも出てるの?」


と驚愕の表情。

「このお話は日本人なら誰でも子供の頃お母さんに絵本で読んでもらった経験があるのよ」

という私に彼女はちょっと淋しそうな顔を見せました。


彼女の幼少期はベトナム戦争のまっ最中。当然読書どころではありませんでした。

その上、識字率が低く、彼女のお母さんも字が読めなかったため、彼女は生まれて一度もお母さんに本を読んでもらった経験がないそうです。

****

自分の子供に絵本を読んであげる時、私は今でも彼女のことを思い出します。

お母さんに本を読んでもらうこと、ほしい本がいくらでも手に入ること、私たちが当たり前だと思っていることが当たり前ではない国が、世界中には沢山あります。

読書は人生を豊かにしてくれるもの。

みなさんも読書の喜びを世界の子どもに分けてあげる活動を支援してみませんか。(羽生惠理)

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関連リンク
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■ 寄付プロジェクト
中古の英語の本を南アの子どもたちへ送ろう!

■ 団体情報
アジア・アフリカと共に歩む会

■ 団体HP
http://www.taaa.jp/


オンライン寄付サイト Give One
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2009年09月06日

サルに餌をやったら罰金1万円!− 箕面市条例が議会へ

サルが畑を荒らしたり、観光客の食べ物を狙うニュースを聞くことがありますよね。

箕面サル20090505-585779-1-N.jpg先週はその原因となる「餌やり」に罰則を設ける条例がニュースになりました。
罰則に踏み切る例は珍しく、被害の深刻さが伺えます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuchia_y/60472144.html

この条例案が市議会に出されたのは大阪府箕面市。

GiveOne(ギブワン)で、箕面山麓の里山を守る基金を紹介している関係で、ちょっと調べてみました。

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箕面市サル餌やり禁止条例制定についての資料によると、
http://www2.city.minoh.osaka.jp/BUNKAZAI/pubDATA/kinnsijyoureinituite.pdf

■ もともと餌付けは、研究・観光目的で市が開始したもの。

そうなんですね・・・。

昭和31年には、野生のニホンザルの生態や行動を観察できるのは貴重な存在として、生息地が天然記念物に指定されています。

■ その後餌付けで人間に慣れたサルによるトラブルが増加。

注意看板の設置など対策を行っているものの、その数は増え続け、現在適正数の3倍の約600頭に達しています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090505-OYT1T00080.htm



さらに驚いたのは、、、

■ 高カロリー・高栄養食摂取のため、2〜3年に一度の出産から毎年出産の傾向にあり、頭数増加の要因になっている。

ということ。

人間の勝手さが、生態系のバランスを壊してしまったのですね。。。
「サルの惑星」という映画がありましたが、いずれそんな時代が来る??

観光地での安易な「餌やり」。たいへん反省させられます。

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GiveOne(ギブワン)登録の「箕面山麓の里山を守る基金」活動では、地域の市民団体による里山保全活動に助成金を出しています。

サル問題に直接対応しているわけではありませんが、
人間が一度手を入れて自然のバランスを壊した里山を、
責任を持って再生する大切な活動です。

助成金の元となる資金は、箕面市と一般からの寄付で賄われています。
みなさんも寄付で保全活動に参加してみませんか?

■ 箕面山麓の里山を守る基金


直接ボランティア活動をやってみたい方は、
みのお森の学校で勉強されてはいかがでしょうか?

〜《里山の管理入門教室》〜
里山再生の「考え方」と「方法」を学ぼう!
9月30日締め切り。
http://www.yama-nami.net/morigakko.html

生態系のバランスの中での、人間の役割を考えさせられるニュースでした。(鷹野)


<参考>
2009年度前期の助成先一覧
http://www.yama-nami.net/fund/joseijigyo0902-1.html

団体名(活動内容)
■みのお里山ふれあいプラットホーム(里山林の手入れの活動)
■箕面里山工房(間伐材の有効活用と山小屋建設の活動)
■しおんじ山の会(箕面山麓森づくりの活動)
■みのお森の学校-杜の会(みのお森の学校、山林整備の活動)
■箕面の自然と遊ぶ会(「月末は山仕事」(山林保全活動、観察会等))
■箕面の森の音楽会実行委員会(里山保全や新しい里山文化を育む活動)
■箕面だんだんクラブ(竹林の整備、植林による再生、及び間伐材の有効活用)
■箕面の山パトロール隊(クリーンハイキング、不法投棄防止策の実施、及び花と巨木マップ作成)
■とんど山桜園の会(とんど山の整備、里山文化めんぎょの復活)
■SINC(シンク)(絵画・写真で紹介する箕面の生きもの展)
■みのお山林所有者の会設立準備会(箕面山麓における境界確認事業)
■インタープリテーションネットワークジャパン(小学生対象の山麓保全教育普及と長期小学校体験学習指導者の育成)

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関連リンク
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■ 寄付プロジェクト
箕面山麓の里山を守る基金

■ 団体情報
公益信託「みのお山麓保全ファンド」(NPO法人 みのお山麓保全委員会)

■ 団体HP
http://www.yama-nami.net


オンライン寄付サイト Give One

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