2011年11月16日

投融資で社会が変えられるって?

 11月5日(土)地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)主催の、「みんなで変えるお金の流れ。〜投融資が社会を変える可能性〜」に行ってきました。用意されていた席数もほぼ埋まっていて、たくさんの方がいらっしゃっていました。
 JCBLは、地雷・クラスター爆弾の廃止を目指し、アドボカシー活動、地雷被害者支援、調査研究活動など行っていますが、2009年からクラスター爆弾を製造している企業に対する投資を禁止するキャンペーンをはじめています。
 今回のシンポジウムは、そのキャンペーンの一環として開催されました。

 まず、第1部では城南信用金庫理事長の吉原毅さんより基調講演がありました。
 信金の本来のあり方や、東日本大震災を受けての城南信金の取り組みなどをお話していただきました。

 第2部は「投融資問題への処方箋」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
 パネリストは、
 吉原毅さん(城南信用金庫 理事長)河野太郎さん(衆議院議員)
 田辺有輝さん(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)理事)
 水口剛さん(高崎経済大学教授)
 目加田説子さん(地雷廃絶キャンペーン理事、中央大学教授)

 原発輸出についてや、年金運用と「責任ある投資」の関わり、クラスター爆弾製造への投融資についてなど解説していただきました。会場からの質問もたくさんでていて、とても白熱したシンポジウムでした。
 詳しくは、JCBLのHPに当日の様子がUPされていますので、そちらをご覧いただければと思います。
 JCBLのサイトでの報告はこちらです。

 銀行にお金を預けた後、そのお金がどのように使われているのかを考えたことのある人はあまり多くないと思います。このシンポジウムの中でも、大手金融機関がクラスター爆弾製造企業へ投融資していたことが述べられました。
 私は、そのお話がとても衝撃的でしたし、会場の中にも私と同じように衝撃を受けた人は少なくはないと思います。
 自分が頑張って働いたお金ですから、「銀行に預けて、ハイ終わり」ではなくその後のお金の行く道を、もっと考えていきたいと思いますし、そのような考えの人が増えてほしいと個人的に思っています。

 シンポジウムで取り上げられた話題は多岐に渡っていましたので、私以外の参加者の皆さんは、反原発について聞きたかったのかも知れませんし、議員の先生のお話を聞きたかったのかも知れません。
参加する目的は違かったかもしれませんが、シンポジウムが終わってみて意識が少しでも変わったのならば
それは社会にとっては大きな変化かもしれません。

 私は「本当に必要とされているところに、お金がまわってほしい」と思って大学院での勉強などを進めていますが、このシンポジウムを終えて、「自分が思っている以上に、お金の流れを変えたい、お金の使い方を変えたいと思っている人は多いんじゃないか」と思いました。!
 ただ、そのツールを知らないだけなんじゃないかと。

お金の流れを変える方法は実はたくさんあります。
GiveOneはそのツールの一つだと思いますし、このようなツールをどんどん社会に認知してもらえるよう工夫して発信していくのが私の役目かなぁ、なんて思いました。

 関西でも19日に、「どこに行ってる?私のお金」キャンペーンを一緒に行っている国際青年環境NGO A SEED JAPANが関連のイベントを行います。お近くの方は、ぜひ♪

http://www.aseed.org/ecocho/]http://www.aseed.org/ecocho/
(和泉)
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2011年11月08日

難民を助ける会の「手作りトートバッグ活動」が新聞で紹介されました

 ギブワンの登録団体である「難民を助ける会」では、4月から5月にかけて被災地へ
手作りのトートバッグを送る活動を実施しました。
 ギブワンの同団体活動レポート内でも、「手作りトートバッグで被災地を応援しよう」プロジェクトとしてご紹介されています。
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=rm&rmk=10613

配られたトートバッグは被災者の方たちにとても重宝され、好評につき募集が再開(受付は今月14日まで)。
bag.jpg
岩手県釜石市の仮設住宅にて

さらに先日新聞の紙上でも記事になりました。
『手作りトートバッグ 被災地で人気』(朝日新聞11月5日記事より)
・・(途中略)・・「支援者の気持ちが伝わるように」と、手軽に縫えるトートバッグを手作りで同会(注:難民を助ける会)へ送ってもらった。「被災地の力になりたいけれど、現場で支援活動する体力がない」というお年寄りや手芸サークルなどから約5千個が寄せられた。
・・(途中略)・・バッグには、作った人の手紙が添えられている。・・・・・「だんだん寒くなりますね。少しずつ休みながら、ゆっくり生きて下さい」

トートバッグが人々の思いやりまで届けてくれる、心温まる活動ですね(羽生惠理)

※手作りトートバッグ募集にご興味のある方は団体HPをご覧下さい。(11月14日まで)http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2011/1025_791.html)
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2011年11月06日

ナイジェリアの石油採掘で環境破壊が起きています

 10月29日にアムネスティ・インターナショナルが主催する全国スピーキング・ツアー2011「ナイジェリア 石油採掘がもたらす環境破壊と人権」に行って来ました。このスピーキング・ツアーはアムネスティ日本の創立50周年記念国際キャンペーンの一環として行われました。
 これが第1弾で、第2弾のテーマは「ビルマ すべての政治囚の解放をもとめて」でした。詳しくは以下のアムネスティのサイトを参照してください。
 http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=4184

 今回のスピーカーはナイジェリアで環境・人権保護に取り組むディネバリ・ディヴィッド・ヴァレバさんです。彼は原油の流出や、石油採掘による廃棄物で汚染されたナイジャー・デルタ地域で生まれ育ちました。今回は、彼の生まれ育ったナイジャー・デルタ地域の様子を話していました。

 ナイジェリアは1958年から石油採掘を開始し、幾度と無く原油流出事故が発生しています。中には3ヶ月原油が流出したまま放置されたこともあったそうです。

 ナイジャー・デルタ地域の大半の人々は農民と漁師の兼業で生活しています。原油流出により川が汚染され、地元の人々のタンパク質源であった魚類も被害にあいました。たんぱく質源と収入基盤を失い、食糧が確保できなくなり貧困が悪化しています。

 原油流出事故のあった地域では、共通して呼吸器疾患、胃腸疾患、栄養失調などがよくみられ、
原油流出が原因ではないかといわれています。事故のあった多くの地域では、汚染除去作業はまだされておらず、賠償金も未払いのままだそうです。

 ナイジェリアではマングローブが川の生態系の鍵を握っているため、ヴァレバさんの所属する環境・人権・開発センター(CEHRD)ではマングローブの再生プロジェクトを始めました。開始してから3年、順調に成長していたところで原油流出の被害にあってしまいました。

 国連環境プログラムが1年かけて、流出事故の被害にあった地域の調査をしたレポートが3か月前に発表されたのですが、ナイジェリア政府はいまだにアクションを起こしていません。日本の歴史の中にも公害問題がありましたが、こういった問題は解決に時間がかかるので一刻も早い対応が望まれます。

 アムネスティ・インターナショナルではサポーターが政府や機関に手紙をだして直接訴えるという活動を行っています。今回の講演でも配られていました。
amnesty.jpg

 早く現在の悲惨な状況から抜け出しまた緑豊かなナイジェリアに戻ってほしいと思い、私も手紙を出してきました。(和泉) Share (facebook)
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