
ネパール オカルドゥンガ地域病院事業(チャイルド・ファンド・ジャパン)
■活動レポート
ネパール オカルドゥンガ 地域病院事業 2007年度活動報告
チャイルド・ファンド・ジャパンは、第二次世界大戦後、日本の戦災孤児たちが海外から受けた支援が活動の原点です。
団体ホームページのメッセージに心を打たれます。
http://www.childfund.or.jp/aboutcfj/whatscfj.html
■時代が変り、支援の受け手から担い手へと立場が変わっても、一人ひとりの子どもが希望を持って生きることのできる社会を目指す姿勢は変わりません。
同団体は 1975年に創設された日本のNGOの草分け。
フィリピン、スリランカ、ネパールの子ども達を支援しています。
活動レポートの支援先・オカルドゥンガ郡は、ネパール75郡の内で母親の出産時死亡率が高い10郡に入っている人口約17万人の地域です。
■ 病院は郡内に一つしかない
■ 貧しさ、知識不足、迷信などから病院を訪れない住民も
■ 96年から支援を続け、信頼される病院として認知
■ 来院者、入院者も増加
■ 「子ども無料検診」や母親グループへの保健教室も実施
まだまだ支援が必要な状況は続きます。
海外から受けた恩を直接返すのではなく、別の必要な先に支援する。
こうした「支援のつながり」は大事にしていきたいですね。
<<関連情報>>
■ チャイルド・ファンド・アライアンス
http://www.childfundalliance.org/

12カ国の加盟団体が、世界59カ国で活動しているグローバルな組織。
(アメリカ、カナダ、フランス、アイルランド、デンマーク、スウェーデン、ドイツ、韓国、日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランド)
(鷹野)
