2009年05月06日

こどもの日と児童養護施設

昨日はこどもの日。家族でドライブに出かけた方も多いと思います。

総務省の発表によると、15歳未満の子どもの数は1,714万人。
昨年より11万人少なく、28年連続減少です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090504-00000555-yom-soci

一方、親の死別・病気療養中、虐待など家庭の事情で、児童養護施設で暮らす子どもは年々増加しており、全国で3万人を超えています(18歳未満)。厚生労働省HP↓
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/fukushi/07/kekka1-5.html


その約6割が家庭で虐待を受け、9割に生存する親がいるそうです。

児童養護施設というと、昔は孤児院と呼ばれていたように、身寄りのない子を預かる施設のイメージがありますが、近年最も顕著な理由は『虐待』だそうです。


■ 大好きな親から虐待を受け、心に深い傷を負った子どもたち。

施設の職員やボランティアの皆さんが親代わりとなって、こどもの日を祝ってくれています。

私も学生時代に児童養護施設のキャンプ(1泊2日)にボランティアで行ったことがあります。
子どもたちは人懐っこくて、とても楽しい時間でした。
でも、その子たちがいざ自立しようとするとき、多くの困難が待ち受けています・・・


家庭の問題が改善し親元に戻る子はいいのですが、多くの子どもは高校卒業と同時に(もしくはその前に)自立しなければなりません。

しかし、そこにはいくつもの高いハードルがあります。

■ 児童養護施設の出身だという理由での就職難
■ 部屋を借りるときの保証人
■ コミュニケーションを上手く取れず孤立
■ 高卒就職者のうち32.1%が1年のうちに転職
 (全国児童養護施設協議会04年度調査より)
■ 消費者金融に手を出したり、悪い世界に足を踏み入れてしまう・・・

その原因は、お金がないことに加え、精神的に弱いことがあげられるそうです。
虐待を受けた子どもは「力」に従ってしまったり、寂しさから甘い誘いにのってしまう傾向があるといいます。

社会は冷たいものだと、つくづく感じざるを得ません。


一方で、このような困難な環境に立ち向かう子どもたちを支援する活動があります。
GiveOneに 5/1に新規登録されたNPO法人ブリッジフォースマイルです。

ブリッジフォースマイル10022-10045.gif
児童養護施設を巣立った子どもたちの自立支援(ブリッジフォースマイル)

児童養護施設を退所した後の子どもたちが、仲間と交流する機会を設ける「アトモプロジェクト」を実施しています。

理事長の林 恵子さんは、社会起業家を目指して勉強中に「企業が児童養護施設に対して支援を行うプログラムを考えてほしい」という課題に取り組んだのがきっかけとのこと。

設立は2004年と新しいですが、見えにくく難しい社会課題に意欲的に取り組む注目のNPOです。
http://www.b4s.jp/blog/archives/about/1/


Panasonic NPOサポート ファンド から助成も受けています。
■ 児童養護施設から自立する子どもを支援するメンター育成プログラム
http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/2008/ko_houkoku/b4s.html


5月10日に同団体のボランティア説明会がありますので、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
http://www.b4s.jp/blog/archives/volunteer/1/


わが家にも1歳9ヶ月の娘がいます。
こどもの日は、こどもたちの将来を考える日にしたいですね。

みなさんのご支援をお願いします。

(鷹野)


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posted by Takano at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(1) | 分野別プロジェクトまとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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