2009年08月25日

政権交代でNPO政策はどう変わる?

衆議院選挙戦が終盤です。

長い選挙期間に対する批判もありますが、
私はじっくりマニフェストを読み比べたり、TV討論などを見たりできたので、ありがたかったです。
家族とも議論し、日本の未来を考えるよい機会になってます。

みなさんは今回の選挙に何を期待していますか?


GiveOne(ギブワン)では特に政治的な関わりはありませんが、
個人的にNPO政策への期待を書きたいと思います。

ひと言でいうと、

■民主党:市民が公益を担う社会
■自民党:公益は官が担い、NPOはそれを補完するもの


という違いが感じられます。


特徴的なのが、民主党のNPO政策をリードする市村浩一郎前議員のビジョンです。

「国のかたち」として、「官社会」から「市民社会」への大きな転換を目指していることが伝わってきます。

(市村浩一郎前衆議院議員のホームページより抜粋)
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■これからのこの国のかたち
「官」が公益を独占している現状を改め、
「民」の力が国づくりに、最大限活かせる政治を行います
「民」でも公益の主体となる仕組み(真のNPO)を創ります

■基本的考え
民間で公益サービス(みんなのためのサービス)を提供する主体としてNPO(民間非営利組織)を確立し、行政(中央・地域)、営利企業、NPOの役割を明確にします。
(後略)
--------------------

(抜粋終わり)

市村さんはNPOに関する専門家で2冊の著書も出しています。
読まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■『日本を元気にするNPOのつくり方』(2009年4月)
■『日本のNPOはなぜ不幸なのか?』(2008年9月)


こうした市村さんらの考え方は、民主党のマニフェストにも反映されています。

(民主党マニフェストより抜粋)
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf
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4 地域主権
34.市民が公益を担う社会を実現する
【政策目的】
○市民が公益を担う社会を実現する。
○特定非営利活動法人をはじめとする非営利セクター(NPO セクター)の活動を支援する。
【具体策】
○認定NPO 法人制度を見直し、寄付税制を拡充するとともに、認定手続きの簡素化・審査期間の短縮などを行う。
○国際協力においてNGOの果たす積極的な役割を評価し、連携を強化する。
【所要額】
100 億円程度
----------------
(抜粋終わり)

予算規模も小さく、まだ第一歩といった感じですが、「市民が公益を担う社会」というキーワードには、今後の政策に対する期待が持てます。


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一方で、自民党のマニフェストにもNPOに関する記載があります。

しかし残念ながら、従来の町内会的な「ボランティア組織」を育成・支援するという官主体のニュアンスが感じられます。

(自民党マニフェストより抜粋)
http://www.jimin.jp/sen_syu45/seisaku/2009_yakusoku/contents/bank_06.htm
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活力
6 地域活性化・地方分権
■地域で活動する団体やNPO法人の育成・支援
誰もが参加しやすい社会活動・NPO法人等ボランティア組織の育成・支援を行う。弱体化した地域の絆を再生するため、「コミュニティ活動基本法」を速やかに制定し、町内会や自治会、消防団などの地域に根ざした活動を行う団体を支援する。
----------------
(抜粋終わり)

NPO法ができて10年経ちますが、相変わらず
「公益は「官」が担うもの」
という固定概念が払拭できていないのかも知れません。

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GiveOne(ギブワン)の目指す社会は、市民自らが主体的に行動し、よりよい社会を創っていく「市民社会」。
「誰もが所得の1%を寄付する社会」というコンセプトはその象徴です。

官の役割を見直す時期がとっくにきていますが、
本気の改革がようやくはじまることを期待しています。

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ちなみに、余談ですが・・・
市村さんの後援会長は、楽天の三木谷社長。
同じ一橋大学の同級生だそうです。
http://yasutolog.osakazine.net/e201763.html

楽天で政治家への寄付できるようになったのも、市村さんの影響があったのでしょうね。
(しかし、相変わらずJCBは寄付に使えません。寄付に対する考え方が遅れすぎです)

GiveOne(ギブワン)でも、楽天カードでNPOに寄付できるようになるかな?
(鷹野)


オンライン寄付サイト Give One


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posted by Takano at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイド独自記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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