2009年09月06日

サルに餌をやったら罰金1万円!− 箕面市条例が議会へ

サルが畑を荒らしたり、観光客の食べ物を狙うニュースを聞くことがありますよね。

箕面サル20090505-585779-1-N.jpg先週はその原因となる「餌やり」に罰則を設ける条例がニュースになりました。
罰則に踏み切る例は珍しく、被害の深刻さが伺えます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuchia_y/60472144.html

この条例案が市議会に出されたのは大阪府箕面市。

GiveOne(ギブワン)で、箕面山麓の里山を守る基金を紹介している関係で、ちょっと調べてみました。

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箕面市サル餌やり禁止条例制定についての資料によると、
http://www2.city.minoh.osaka.jp/BUNKAZAI/pubDATA/kinnsijyoureinituite.pdf

■ もともと餌付けは、研究・観光目的で市が開始したもの。

そうなんですね・・・。

昭和31年には、野生のニホンザルの生態や行動を観察できるのは貴重な存在として、生息地が天然記念物に指定されています。

■ その後餌付けで人間に慣れたサルによるトラブルが増加。

注意看板の設置など対策を行っているものの、その数は増え続け、現在適正数の3倍の約600頭に達しています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090505-OYT1T00080.htm



さらに驚いたのは、、、

■ 高カロリー・高栄養食摂取のため、2〜3年に一度の出産から毎年出産の傾向にあり、頭数増加の要因になっている。

ということ。

人間の勝手さが、生態系のバランスを壊してしまったのですね。。。
「サルの惑星」という映画がありましたが、いずれそんな時代が来る??

観光地での安易な「餌やり」。たいへん反省させられます。

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GiveOne(ギブワン)登録の「箕面山麓の里山を守る基金」活動では、地域の市民団体による里山保全活動に助成金を出しています。

サル問題に直接対応しているわけではありませんが、
人間が一度手を入れて自然のバランスを壊した里山を、
責任を持って再生する大切な活動です。

助成金の元となる資金は、箕面市と一般からの寄付で賄われています。
みなさんも寄付で保全活動に参加してみませんか?

■ 箕面山麓の里山を守る基金


直接ボランティア活動をやってみたい方は、
みのお森の学校で勉強されてはいかがでしょうか?

〜《里山の管理入門教室》〜
里山再生の「考え方」と「方法」を学ぼう!
9月30日締め切り。
http://www.yama-nami.net/morigakko.html

生態系のバランスの中での、人間の役割を考えさせられるニュースでした。(鷹野)


<参考>
2009年度前期の助成先一覧
http://www.yama-nami.net/fund/joseijigyo0902-1.html

団体名(活動内容)
■みのお里山ふれあいプラットホーム(里山林の手入れの活動)
■箕面里山工房(間伐材の有効活用と山小屋建設の活動)
■しおんじ山の会(箕面山麓森づくりの活動)
■みのお森の学校-杜の会(みのお森の学校、山林整備の活動)
■箕面の自然と遊ぶ会(「月末は山仕事」(山林保全活動、観察会等))
■箕面の森の音楽会実行委員会(里山保全や新しい里山文化を育む活動)
■箕面だんだんクラブ(竹林の整備、植林による再生、及び間伐材の有効活用)
■箕面の山パトロール隊(クリーンハイキング、不法投棄防止策の実施、及び花と巨木マップ作成)
■とんど山桜園の会(とんど山の整備、里山文化めんぎょの復活)
■SINC(シンク)(絵画・写真で紹介する箕面の生きもの展)
■みのお山林所有者の会設立準備会(箕面山麓における境界確認事業)
■インタープリテーションネットワークジャパン(小学生対象の山麓保全教育普及と長期小学校体験学習指導者の育成)

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関連リンク
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■ 寄付プロジェクト
箕面山麓の里山を守る基金

■ 団体情報
公益信託「みのお山麓保全ファンド」(NPO法人 みのお山麓保全委員会)

■ 団体HP
http://www.yama-nami.net


オンライン寄付サイト Give One



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この記事へのコメント
■内需拡大の原資を如何にして作るのか? −社会がなおざりにされている!?
こんにちは。寄付金の文化日本には、ほとんど根付いていませんね。私は、このことが日本の内需拡大の妨げにもなってると思います。内需拡大に関しては、多くの識者が賛同しているところですが、なかなかその方策が見つからないというのが現状です。ましてや、その原資となると、絶望的にならざるを得ないというのが、大方の意見です。しかし、私は、日本にはその原資は潤沢に存在していると思います。さらに、内需拡大の方向性としては、産業構造の転換、社会構造の転換で十分可能と思います。特に、社会構造の転換に関しては、寄付の文化を根付けること、大規模な社会事業を本格的に実施できるインフラやシステムを整備すれば、十分可能と考えます。ここに、書いていると長くなってしまいます。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
Posted by yutakarlson at 2009年09月07日 13:10
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