映画を見終わると、答えに窮(きゅう)する質問を投げかけられているように感じます。
あなたが、最愛の人に贈ろうとしているダイヤモンドの婚約指輪が、強制的に労働させられている人によって採掘されているものだとしても、あなたはそのダイヤモンドをあなたの恋人に贈りますか?
あなたが、身につけているダイヤモンドのネックレスが、紛争地帯で血のあがないの上に得られたものだとしても、あなたはそのネックレスをつけ続けますか?
以前、アフリカでダイヤモンドの採掘に、紛争地帯で親から無理やり連れ去られた少年兵達が関わっているという記事を見たことがあります。
私達がダイヤモンドを買おうとする行為がダイヤモンドの市場価値を高め、アフリカでの紛争を助長しているのかもしれない・・・
ここでは、映画のストーリーには詳しく触れませんが、いつか、映画の最後に出てきた、キンバリープロセスを通じて、ダイヤモンドが人を不幸にしない時代が来たら・・・
そんな思いを新たにしました。
※経済産業省のキンバリープロセスについての案内はこちら
ブラッド・ダイヤモンドのストーリーと紛争ダイヤモンドについては、アムネスティのホームページに詳しく紹介されています。
アムネスティはガンバの登録NPOです。
「世界人権宣言」がすべての人に守られる社会の実現をめざし、世界中の人権侵害をなくすため、国境を越えて声を上げ続けている国際的なボランティア団体です。
人権侵害をなくすために様々な活動を行なっています。
ガンバから、団体の情報についてもご確認下さい。
