2011年11月16日

投融資で社会が変えられるって?

 11月5日(土)地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)主催の、「みんなで変えるお金の流れ。〜投融資が社会を変える可能性〜」に行ってきました。用意されていた席数もほぼ埋まっていて、たくさんの方がいらっしゃっていました。
 JCBLは、地雷・クラスター爆弾の廃止を目指し、アドボカシー活動、地雷被害者支援、調査研究活動など行っていますが、2009年からクラスター爆弾を製造している企業に対する投資を禁止するキャンペーンをはじめています。
 今回のシンポジウムは、そのキャンペーンの一環として開催されました。

 まず、第1部では城南信用金庫理事長の吉原毅さんより基調講演がありました。
 信金の本来のあり方や、東日本大震災を受けての城南信金の取り組みなどをお話していただきました。

 第2部は「投融資問題への処方箋」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
 パネリストは、
 吉原毅さん(城南信用金庫 理事長)河野太郎さん(衆議院議員)
 田辺有輝さん(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)理事)
 水口剛さん(高崎経済大学教授)
 目加田説子さん(地雷廃絶キャンペーン理事、中央大学教授)

 原発輸出についてや、年金運用と「責任ある投資」の関わり、クラスター爆弾製造への投融資についてなど解説していただきました。会場からの質問もたくさんでていて、とても白熱したシンポジウムでした。
 詳しくは、JCBLのHPに当日の様子がUPされていますので、そちらをご覧いただければと思います。
 JCBLのサイトでの報告はこちらです。

 銀行にお金を預けた後、そのお金がどのように使われているのかを考えたことのある人はあまり多くないと思います。このシンポジウムの中でも、大手金融機関がクラスター爆弾製造企業へ投融資していたことが述べられました。
 私は、そのお話がとても衝撃的でしたし、会場の中にも私と同じように衝撃を受けた人は少なくはないと思います。
 自分が頑張って働いたお金ですから、「銀行に預けて、ハイ終わり」ではなくその後のお金の行く道を、もっと考えていきたいと思いますし、そのような考えの人が増えてほしいと個人的に思っています。

 シンポジウムで取り上げられた話題は多岐に渡っていましたので、私以外の参加者の皆さんは、反原発について聞きたかったのかも知れませんし、議員の先生のお話を聞きたかったのかも知れません。
参加する目的は違かったかもしれませんが、シンポジウムが終わってみて意識が少しでも変わったのならば
それは社会にとっては大きな変化かもしれません。

 私は「本当に必要とされているところに、お金がまわってほしい」と思って大学院での勉強などを進めていますが、このシンポジウムを終えて、「自分が思っている以上に、お金の流れを変えたい、お金の使い方を変えたいと思っている人は多いんじゃないか」と思いました。!
 ただ、そのツールを知らないだけなんじゃないかと。

お金の流れを変える方法は実はたくさんあります。
GiveOneはそのツールの一つだと思いますし、このようなツールをどんどん社会に認知してもらえるよう工夫して発信していくのが私の役目かなぁ、なんて思いました。

 関西でも19日に、「どこに行ってる?私のお金」キャンペーンを一緒に行っている国際青年環境NGO A SEED JAPANが関連のイベントを行います。お近くの方は、ぜひ♪

http://www.aseed.org/ecocho/]http://www.aseed.org/ecocho/
(和泉)
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2011年07月15日

義援金、支援金ふたたび − NHK「時論公論」にギブワンが紹介されました。

このブログで以前ご紹介した、
赤十字・共同募金「義援金」の使途、NPO/NGOへの「支援金」の使途」には
いまでも多くのアクセスがあり、皆様からの浄財の使い道について
強い関心が寄せられていることを感じます。
Give Oneでは、NPO/NGOへの寄付の使途について、皆さんに情報提供
していくことが使命だと考えており、

NPOからの活動レポートを随時ご紹介しています。

ところで、7月6日にNHK総合で放映された「時論公論」は、
支援は届いているのか」というテーマでした。
日本赤十字社等に寄せられた義援金の配分に時間がかかっていること、
必要としている人たちに素早く資金を届ける方法があること、などが
紹介されましたが、その際に、「被災地で活動している特定のNGO団体に
直接寄付する」方法として、Give Oneのトップページ画像が放映されました!


被災された方の生活支援として公平に分配される「義援金」、
即効性・緊急性のある支援を行うNPOの活動に使われる「支援金」
どちらも必要だと思います。

Give Oneでは、東日本大震災からの復旧、被災された方の生活再建支援など
様々な活動を行っている数々のNPOのプロジェクトの中から、
活動内容を読んだ上で自由に選んで寄付することができます

(また、複数のNPOへまとめて寄付できるパッケージも用意しています)

Give Oneでは、これからも震災からの復旧・復興を支援するNPOを応援して
いきます。
(柴沼)
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2011年03月21日

赤十字・共同募金「義援金」の使途、NPO/NGOへの「支援金」の使途

【本記事をYahoo!Japanに情報提供しています】

自分も何かできることをしたいとの思いから、寄付をされた方、検討している方は多いと思います。
そこで気になるのが、寄付したお金がどのように使われるのかです。

赤十字・赤い羽根共同募金の「義援金」と、NPO/NGOへの直接寄付「支援金」との違いをまとめてみましたので、ご参考にしてください。

簡単に言いますと、災害支援の寄付・募金には大きく以下の2つの目的があります。
1.被災者への直接支援(見舞金等)
2.被災地で様々な支援活動を行っている機関・団体(NPO/NGO等)への活動資金提供

メディアが呼びかけている義援金(赤十字、共同募金など)は、主に1に対応しています。
これは被災者の方にとって、多くの方の応援の気持ちが篭った貴重なお金となります。

一方で2に対応したNGO/NPOなどへの寄付(支援金)は、個々に寄付・募金を募っていますが、十分な資金が適切なタイミングで集まりにくい状況になっています。
これはメディアになかなか取り上げられないため、一般への認知度が低く、また寄付したいと思っても自分で調べて信頼できる団体かどうか判断するのが困難だからです。

そのためGiveOneでは、寄付サイトの先駆けとして、実績豊富な信頼できる日本のNPO/NGOを紹介し、「専門性の高い緊急支援団体」への寄付を積極的に扱っています。

以下にそれぞれの寄付の特徴を書きます。

1.義援金:使途は被災者への配分
2.支援金:NPO/NGOへの寄付は現場の活動資金
3.寄付した後にお願いしたいこと

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1.義援金:使途は被災者への配分
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大災害時の「義援金」については、基本的には被災者に配分される仕組みになっています。
(行政の行う復興事業等には使われません)

赤十字、赤い羽根共同募金、自治体、TV局等が受け皿となって一括して集め、義援金配分委員会が設置されて、寄付金の100%が被災者への見舞金等になることになっています。
赤十字も通常の寄付とは全く別口で扱っていて、全額が配分委員会に送られるため、赤十字の収入には計上されていません。
(*赤十字の医療活動に寄付したい方は、通常寄付窓口へ)

<参考>
・新潟県中越沖地震 義援金受入・配分の流れ
 http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/nagare,0.pdf
・新潟県中越沖地震 義援金配分委員会の設置について 2007年08月23日
 http://www.pref.niigata.lg.jp/shinsaifukkoushien/1194192986760.html
・新潟県中越沖地震 義援金第1次配分計画について 2007年9月4日 発表
 http://www.pref.niigata.lg.jp/shinsaifukkoushien/1194192985423.html
・新潟県中越沖地震 義援金第2次配分計画について 2008年3月19日 発表
 http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/514/980/okigienkin2.pdf

上記のように、義援金に関しては、プロセスも配分先も明確になっていますので、透明性も信頼性も高いといえます。

留意すべき点は主に3つあります。

・被災者への配分は後日行われ、支援団体が行う緊急支援、復興支援に使われない
・寄付金額の公表は各組織を信頼するしかない
(多様な手段で短期間に大金が集金されるので、赤十字等を騙った詐欺行為や中抜き等の問題があっても分かりにくい)
・関わる人々の人件費や必要経費は税金等で賄われているので、実際には別途費用がかなりかかっている

貴重なお金ですので、くれぐれも、義援金詐欺などに巻き込まれないよう、直接、赤十字や共同募金会、自治体に寄付を預けるようにご注意ください。

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2.支援金:NPO/NGOへの寄付は現場の活動資金
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一方、今まさに現場で活動している、災害支援NPO/NGOに対する活動資金も必要です。

そのため、GiveOneでは、被災者への直接配分ではなく、「専門性の高い緊急支援団体への支援」という別の選択肢を提供しています。
http://www.giveone.net/cp/pg/TopPage.aspx

これには大きく2つの特徴があります。
1)被災地の実情に合わせて、必要な支援活動に各団体が柔軟にお金を使える
2)寄付者が、自分たちの代わりに支援活動を行ってくれている人々を応援できる

NPO/NGOにより活動地域や活動内容が異なりますので、自分の関心に合った寄付先を選べば、より支援活動を身近に感じることができます。
医療、物資、食事、メンタルケアなど共通課題のほか、女性、子ども、高齢者、障が
い者、外国人、アレルギーなど個別課題に対応している団体もあります。

GiveOneは、2001年にオープンした寄付サイトの先駆けで今年で10年になりますが、当初より、
ユニセフ、赤十字、共同募金等の大口寄付先を扱っていません。
それは、現場で支援活動を行うNPO/NGOに、寄付者が直接かつ的確に寄付できる仕組みを提供することによって、寄付者自らが団体と一緒に課題解決の当事者となり、目指すべき未来社会への投資になると考えているからです。

<GiveOneのスタンス>
・寄付は、市民が主体となって、社会をよりよく変えていく投資である
・寄付先団体の審査基準、審査プロセスを明示し、クリアした団体のみ登録する
審査基準は日本の市民社会を育てることを基本方針とする
 (先駆性、リーダーシップ、信頼性、安定性、寄付適格性)
・個別プロジェクトへの使途指定寄付とする
 (例外的に、団体のマンスリー会員などはあります)
・活動レポートを定期的に出し、成果を寄付者に示す
・認知されていない社会課題に光をあて、小規模でもモデルになる優れた団体を応援する

「NPO/NGOに寄付したいけど、どこに寄付したらいいか分からない」という方には、
GiveOneの厳しい審査基準をクリアした、日本のリーダー的NPO/NGOを自信をもってお勧めします。

選択肢の一つとして、各団体の想いや活動を知って欲しいと思います。
ご自分の考え方に合った寄付先選びの一助になれば幸いです。

ちなみに、私はGiveOneを創設した立場から、当然GiveOneをお勧めしているわけですが、他にもNPO/NGOを紹介した寄付サイト等がありますので、リンクを貼っておきます。

<ご参考:寄付サイト等の一覧>
・東北地方太平洋沖地震 インターネット募金一覧(by コーズアクション)
http://cause-action.jp/

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3.寄付した後にお願いしたいこと
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寄付をすると、寄付したことで「役に立った」と満足してしまいがちです。

是非、その後、自分の大切なお金がどのように使われ、どのような成果に繋がったのか、継続して気にして欲しいと思います。

それを気にかけることが、団体と支援を受けた人々の大きな励みになり、次の活動への活力になります。実際の被災地の現場には、想像以上に困難が待ち受けているからです。

団体や被災者に、是非とも応援メッセージを送ってください。
活動報告がきたら、是非ともひとこと「ありがとう」を送ってください。

心と心の交流こそが、お金以上に大きなパワーを生む源泉なのです。

■GiveOneに寄せられた応援メッセージはこちら↓
http://gamba-staff.seesaa.net/article/190410322.html
■GiveOne登録団体の活動レポートはこちら↓
http://www.giveone.net/cp/pg/donate/ReportListPage.aspx
■GiveOneの緊急支援活動紹介ページはこちら↓
https://www.giveone.net/cp/pg/campaign/Campaign005Page.aspx

みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
(鷹野秀征)

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【本記事をYahoo!Japanに情報提供しています】
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オンライン寄付サイト Give One

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2011年03月04日

寄付金税制の前途はいかに?!

今年も確定申告の時期を迎えています。

平成22年分確定申告では、寄付金控除の対象となる寄付の最低額が5,000円から2,000円に引き下げられました。このことにより控除を受ける機会が広がったことになります。

平成22年に認定NPO法人(Give Oneでは「寄付金控除対象」マークがついています)に対して2,000円以上の寄付をした方は、確定申告によって所得控除が受けられますので、申告の手続きをしましょう。
詳しい制度説明・手続きについてこちら:
http://www.giveone.net/cp/pg/article/TaxPage.aspx

       *  *  *  *  *

ところで、さらなる寄付金に関わる税制の改正案として、税額控除制度が創設され平成23年分の所得税から適用される見込みです。

ただし気になる点として、こちらの方は今の衆参ねじれ国会で、関係の法律が原案のとおり成立するかどうか先行きが見えなくなっていること。
野党も社会をよくする活動を阻止するような反対の仕方はしないでしょうが、この寄付金税制の扱いがどうなるか、国会がどういう判断をするのか、しっかり見守っていかなくてはいけませんね。(羽生惠理)
kokkai.jpg
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2011年01月29日

NHK「ニュース 深読み タイガーマスクが残したもの」と駒崎弘樹さん新著

家事をしつつテレビを付けっぱなしにしていたら、
今朝(1月29日)8:45からNHK総合の「ニュース 深読み」
で「タイガーマスク現象」が取り上げられていました。

http://www.nhk.or.jp/fukayomi-blog/100/70483.html

昨年末、群馬県の児童養護施設へのランドセルの寄付から
はじまった「タイガーマスク現象」の紹介に始まり、
「誰でもタイガーマスクになれるようにする仕組み」として
NPOへの寄付に対して税額控除が選択できる制度が平成23年度
分から開始される話題など、「寄付」に関する最近の話題を
幅広くカバーする内容でした。

そこで、出演者のひとり、湯浅誠さん(NPO法人自立生活サポート
センター・もやい事務局次長)が、

「寄付する人はお金持ち、というイメージがあるが、もやいへの
寄付者はお金持ちだけではない。少ない収入の中から1,000円、
あるいは100円を寄付して下さる人もいる。」

という主旨の発言をなさっていました。
(正確な引用ではなく申し訳ありません)

また、最近読んだ駒崎弘樹さん(NPO法人フローレンス代表)の新著
『「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付
でも、ご友人の経営者が成功する前から寄付を続けていた、と
話されていた内容を紹介して、寄付はお金持ちだけのものではないと
強調されていました。


オンライン寄付サイト「Give one」でも、
NPOのプロジェクトへの寄付を1,000円から受け付けています。
これは、『「だれもが所得の1%を寄付する社会」の実現を目指します』という
ギブワンのビジョンを実現するためのもので、実際にも1回あたり
お預かりしている寄付額の平均は数千円です。

これからも、ギブワンでは気軽に少額の寄付をできる仕組みを
多くの皆さんに使って頂けるように活動を続けてまいります。

(柴沼)



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2010年02月18日

確定申告で寄付金控除の手続きを


確定申告の時期となりました。
個人が認定NPO法人(Give Oneでは「寄付金控除対象」マークがついています)に対して支出した寄付金は、確定申告で寄付金の所得控除を受けられる可能性があります。

詳しい制度説明・手続きについてこちら:
http://www.giveone.net/cp/pg/article/TaxPage.aspx
q09_illustration.gif
ところで、毎年確定申告の時期は税務署が混雑して大変ですよね。

実は、寄付金控除は還付申告ですので寄付した年の翌年1月1日から
5年間申告可能な場合があります。
例えば、給与所得のみで確定申告義務がなく、昨年についても確定申告していないような方の還付申告がこれに該当します。

http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2030.htm
※あくまでも寄付した年の所得に対しての控除ですので、5年分の寄付金をまとめて1つの年に申告できるわけではありません。お間違えなく

もし仮に、昨年について別件で確定申告済みの場合は「更正の請求」という手続きになりますが、その場合も確定申告期限から1年以内ですので、来年3/15までであれば大丈夫です。

控除を受けられる該当者の方は、節税対策のために 忘れずに申告しましょう。(羽生惠理)


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2010年02月04日

作家・平野啓一郎さんのブログで紹介されました

大学在学中のデビュー作『日蝕』で、芥川賞を受賞した作家・平野啓一郎さん。34歳の気鋭の小説家です。

2009年に『決壊』で芸術選奨新人賞受賞、『ドーン』でドゥマゴ文学賞受賞と、その後の活躍はよく知られています。

その平野さんのブログでGiveOneが紹介されました。
平野さん、どうもありがとうございました。

(まだ面識はないのですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
また、平野さんにGiveOneをご紹介くださったマイクロソフトの龍治さん、どうもありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。)

■平野啓一郎公式ブログ
2/1 GIVE ONE

http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20100201

GiveOneを使って早速寄付してくださったそうです。
企業向け寄付システム提供のサービスや、事務局長のインタビュー記事の紹介なども。是非ご覧ください。



その前日は「クローズアップ現代」に出演した時の話が書かれています。

■1/31 ITを活用した所得の再分配システム
http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20100131

一部引用させていただきます。
*****************
僕はスタジオで、「寄付」の話をしましたが、本当に言いたかったことは、ITを利用した、政府を経由しない所得の再分配システムの必要性です。

(中略)

「クローズアップ現代」に出演して感じたことなんですが、番組を見て、「他人事と思えない」と共感した人が多かったのと同時に、何かしたいけど、何をすべきか分からないまま、1日経ち、2日経って、結局何もしなかった、という人も非常に多かったということです。

(中略)

番組を見て、なんとかしたいと思い、2、3日経ってすっかり忘れてしまっているというのも、人間の一つの姿です。ただ、せっかく一瞬、人の心に萌したその善意を、取り逃がさないシステムを、ITを活用して作るべきではないかというのが、僕の提案でした。

*****************(引用終わり)

途中を省略していますので、詳しくは原文を是非ご参照いただきたいのですが、GiveOneで目指している「ITを社会のために活用する」というコンセプトと同じ方向性の提案をされています。

GiveOneの活動もまだまだ十分ではありませんが、応援を受けているようでとても嬉しく思います。

平野さんは「親指一本でただちに寄付が出来るようなシステム」もご提案されています。まったく同感で是非GiveOneでも実現させたいと考えています。

実は、GiveOneでは携帯寄付を1プロジェクトでスタートしていますが、カード決済しかできないのが課題です。
今後、さらにメディアとの連動も促進していき、「その場の善意をすぐ行動に移す」インフラを提供していきたいと考えています。(鷹野秀征)

■関連リンク
ニュースリリース(携帯サイト開始)
http://www.giveone.net/cp/pg/about/ReleasePage.aspx


オンライン寄付サイト Give One

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2009年12月26日

寄付金控除について

koujo2.jpg認定NPO法人や特定公益増進法人への寄付は、所得税などの税制上の優遇措置があることをご存じでしょうか。

詳しい制度説明・手続きについてこちら:
http://www.giveone.net/cp/pg/article/TaxPage.aspx

クリスマスも終わり今年も残すところあとわずかとなりましたが
実は、年の後半になるにつれ、上記 寄付金控除についてのページへのアクセスが増加する現象が見られました。
皆さん年末調整の時期が近づくと節税対策に関心を持たれる様子?!
ちなみに年末調整では寄付金控除の税制優遇は受けることはできず、年明けに確定申告が必要となります。

現在のところ、ギブワンにも24の寄付金控除対象団体が登録されています:
http://www.giveone.net/cp/pg/CtrlPage.aspx?ctr=ns&sk=nkj&sf=0

ここで注意すべき点は、領収書発行のタイミング。
控除対象としたい年内に寄付をしても、領収書の発行までにタイムラグが生じ、領収書に年をまたいだ日付が記載されたりするとその年の控除対象から外れてしまいます。

寄付先団体からの領収書の発行は、決済の関係で1ヶ月から4ヶ月程度の時間がかかる場合があります。領収書発行のポリシーは団体ごとに異なりますので、来年の確定申告に間に合わせたい場合は、Give Oneの「メッセージ」機能を使って、12月の日付での領収書発行を団体に直接依頼してみてください。

これらを考慮した上で、ご利用は計画的に(?!)  (羽生惠理)
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2009年10月13日

街頭募金vsオンライン寄付?!

赤い羽根.png今年も赤い羽根共同募金が全国一斉に始まり、駅前などで寄付を呼びかける声を耳にするようになりました。

誰もが知っている赤い羽根募金ですが、集まった寄付の使い途をご存知ですか?

「共同募金」は、各都道府県ごとに行われていて、災害時など例外を除き、集まった寄付金はその自治体内で様々な福祉に活用されます。つまり、寄付した人の地域を良くするために使われるのです。

赤い羽根2.jpg赤い羽根共同募金も、GiveOne(ギブワン)も寄付を募るという目的は同じ。というわけで、
共存共栄(?)を目指すべく、この週末、ボーイスカウトの子ども達を引率して街頭募金に参加した友人に、GiveOneのサイトの印象を聞いてみました。

第一声は---寄付したという実感に欠けるのでは・・という辛口のご意見でした。

自分の手を離れたお金が募金箱に入るという物理的なモノの動きから得られる実感。

募金箱を持つ子供達に元気よく「ありがとうございました!」と言われる時のすがすがしさ。

彼女いわく、これが寄付の醍醐味なのでは・・とのことです。


なるほど、オンライン寄付ではそういった意味での醍醐味は味わえないかもしれませんね。確かに、私自身、街頭で募金を呼びかける声に誘われて手持ちの小銭を募金箱に投じた一人なのでちょっとだけ納得?1


一方、GiveOne(ギブワン)を通じた寄付は、街頭募金にはないメリットがあります。

その場でお礼はなくても、アドレスを公開した場合、NPOから直接お礼のメールが届きます
また何といっても、NPOのプロジェクトに直接寄付ができるので、使い途がより具体的にわかるところは、別の面で実感が得られるはず。


ちなみに、赤い羽根共同募金は地域密着型ということですが、GiveOne(ギブワン)でも寄付対象のプロジェクトの検索方法としておおまかではありますが「活動地域で探す」方法もあります。
http://www.giveone.net/cp/pg/CtrlPage.aspx?ctr=ps&sk=c&sf=0

寄付金を役立てたいお目当ての地域のある方、ぜひ試してみて下さい。


街頭募金、オンライン寄付−どちらにも良い点があり、またどちらも世の中に役立つことに変わりはありません。
皆さんも、ぜひ自分の納得のいく方法で社会貢献活動に参加してみてはいかがでしょうか。(羽生惠理) Share (facebook)
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2009年05月27日

ミニ講座(最終回):寄付って何で必要なの?(5)

ミニ講座連続5回シリーズの最終回、第5回目です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★NPOって赤字だから寄付に頼るの?
★なぜ事業として成り立つの?
★なぜ人は寄付やボランティアをするの?
★不安定な寄付やボランティアで事業が継続・発展できるの?
★ソーシャルベンチャーってNPOとどう違うの?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

前回、寄付やボランティアは1回きりでなく、ニーズに応えて継続的に参加してもらう工夫があることを書きました。

最終回では、さらに最近注目のソーシャルベンチャーについて書きます。

--------------------
★ソーシャルベンチャーってNPOとどう違うの?

大前提はNPOと同じです。

■ 直接対価だけで賄いにくい公益に資する事業であること。

法人格はNPO法人でも株式会社でも社団法人でも、決まりなし。

先月の週刊ダイヤモンド4/11号「社会起業家特集」でも、多くのNPO法人が取り上げられていましたね。GiveOne参加団体も5つ紹介されていました。(関連記事:週刊ダイヤモンドの社会起業家特集

違いはビジネスの「お金を稼ぐ」方法をうまく応用していることです。

これまでNPOは「お金を稼いではいけない」という先入観が強く、お金をかけない方法は得意ですが、稼ぐのは不得手だったのです。


お弁当屋の例で考えてみましょう。

事業の主目的はあくまでも、
「生活保護の1人暮らし高齢者に、健康にいいお弁当を宅配する」
対価は300円。でも原価は1000円以上。

例えばこんな「稼ぐ」方法が考えられます。

*******
・隠れた料理研究家による健康弁当として1500円で一般に売る。
 → プラス寄付つき商品にして購入者の社会貢献意識をくすぐる。

・おばあちゃんに最も喜ばれるお弁当コンテストを行う。
 → 大手弁当屋チェーンの商品開発にノウハウを提供する。

・1人暮らしの高齢者自身にお弁当づくりを手伝ってもらう。
 → 逆に報酬を得てもらい、交流して孤独感を和らげる。
*******

アイデアはいくつもあります。
でも実現するのは簡単ではありませんよね。これは、従来のNPOや企業の枠組みを打ち破る大きなチャレンジです。


さらに、ソーシャルベンチャーでも、寄付をうまく活用するのは大事な観点です。

なぜなら、それは社会課題に関心のある多くの人に手軽に活動に参加してもらえる手段であり、もっとも自由度の高い何にでも使えるリソースだからです。またビジネスとして成り立ちにくい支援領域には寄付の方が有効です。

例えば、雑誌「ビッグイシュー」はホームレスの方に販売してもらい、自立を促していますが、一方で寄付を募って、「路上脱出ガイド」を作成・配布しています。

対価を得るビジネス感覚(カネ)と、寄付などによる支援者の拡大(共感)は、社会的事業の継続・発展にとって、両方とも大事な観点ですね。

これまで相容れなかった、「社会貢献活動」と「ビジネス」の融合が、徐々に始まっています。
--------------------


ミニ講座「なぜ寄付が必要なのか?」に長々とお付き合い頂き、
誠にありがとうございました。

寄付には「施し」のイメージがどうしてもありますが、
より積極的な「社会事業への参加料」「自分たちの未来への投資」にしていきたいですね。


様々な分野で活躍する日本のリーダー的NPOを審査・紹介して、
寄付という手軽な方法で第一歩を踏み出せる、
■ 社会事業への参加サイト「GiveOne(ギブワン)」
どうぞよろしくお願いします。

2001年のオープン(前身の「ガンバNPO」)から約8年。
現在79団体に増えてきました。

日本のNPO法人数約37,000のうち、GiveOne参加団体はトップ1%に入る信頼できるNPOばかり。
ソーシャルベンチャーと呼ぶに相応しいNPOも沢山参加しています。

自分にあった「社会を変えるプロジェクト」を探して応援してみませんか?

Invest in the Future!

(鷹野) Share (facebook)
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